| 「『人』が『人』に≠ヘたらきかける」ことのたいせつさをいつも胸に、一人ひとりにふさわしいサービスを提供して、さらにゆたかな明日のために貢献したい。
私が、これまで取り組んでまいりました仕事の原点には、私の「家庭人」としてのあり方が、色濃く反映されています。
23歳で喜多岡家に嫁入りした私は、旧い家制度、なかでも嫁―姑関係が根強く残るなか、嫁の役割を一心に果たしてきました。
そのなかで舅の最期を看取った経験は、私に多くのことを教えてくれたように思います。
避けることのできない生老病死、そうした「人」の営みに寄り添い、それを支えることができるのも、また「人」なのだということを、厳格だった義父の手を臨終の床で握りしめながら痛感したのです。
そんな若い頃の経験を通じて、やがては社会福祉法人清風会・御幸保育園に奉職し、福祉という「『人』が『人』に≠ヘたらきかける」仕事に携わってまいりました。舅に永遠の別れを告げたとき感じた「『人』が『人』に≠ヘたらきかける」ことのたいせつさに、更なる歳月での貴重な経験を重ね得ながら、日々向き合ってまいりました。
私たちは、”介護”や”福祉”という既成の
かつての家制度とは色合いを異にしながらも、その温かさや温もりを継承する「大きな家」の営みをつくりだすことで、私たちは、これからも、さらにゆたかな明日のために貢献していきたいと考えています。
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